「恋文の技術」(森見登美彦)

京都の大学院生が、能登の海月研究所に流されていろんな人と文通をする物語です。
いやもう実に可愛らしい!なんたる!
恋物語を描かせたら、男性作家の方が断然可愛らしいですよねえ。女性作家ってどうしてすぐ不倫させたがるのか。私は男性作家の夢見がちな話が大好きです。物語の中でまでドロドロした話なんて聞きたくナイヨ!(リアルでもそんなドロドロした話聞いてるわけではないんだが。)
天狗ハムとマシマロが食べたくなりますね。
「ねえ、モナミ。」てとこと「ヤプー。こんちは。」で始まる失敗書簡が大好きです。
おもろい。
誰かに手紙を、メールではなくて手紙を、書きたくなる物語でした。

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