「ホームズのいない町 13のまだらな推理」(蒼井上鷹)

ちょびちょびとつながりまくる13の短編小説。
どこがどれとどうつながってるのか洗い出したら楽しそうだけど、なにせ後味が悪かった。
時々子供が道一杯に広がって歩いてるようなところに遭遇すると、子供の一人が道に落ちてた空き缶か何かにけつまづいてバランスを崩してすれ違う人にぶつかって、その人がよろけて歩道にはみ出でてしまってたまたまそこを通りかかった自動車にはねられたりしたら、それは誰が悪いんだろう?と思ったりします。(長い。)
空き缶を捨てた人か?空き缶にけつまづいた子供か?子供なんかにぶつかられてよろけた人か?ふいに飛び出した人をよけきれなかった自動車の運転手か?
うーむ、分からん。そんな感じの後味の悪さでした。

私に言わせると、道に空き缶捨てるやつがだめ人間ですけどね。

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