「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(フィリップ・K・ディック)
投稿日: 2007-04-24 /
カテゴリー:book
どこへ行こうと、人間はまちがったことをするめぐり合わせになる。それが――おのれの本質にもとる行為をいやいやさせられるのが、人生の基本条件じゃ。生き物であるかぎり、いつかはそうせねばならん。それは究極の影であり、創造の敗北でもある。これがとりもなおさず、あらゆる生命をむさぼる例の呪いの実体じゃ。この宇宙のどこでもそれはおなじこと
リックが預言者のようなじいさんに言われたセリフ。
あああ。深いわ。
映画も観てみたいけど、これ、沈んだときに観たら浮上できない気がする。