「子どもたちは夜と遊ぶ(上)、(下)」(辻村深月)

ああーーー。今までで一番逃げ切ってほしい犯人でしたよー。花瓶のシーンなんて胸がつまるようでした。
一番の仕掛けにはまったく気がつかず、すこーんとだまされました。でもそういう本の読み方ができる自分は幸せだと思います。何でも早く気がつけばいいってもんじゃないですよね。負け惜しみとかじゃなくて。
事情が分かってから読み返してみると意味が変わってくる文章がここにもあそこにも。ううむ。上手いなー。
あ、浅葱のキャストはウキウキ通りの頃のオザケン希望で。
「ぼくのメジャースプーン」ももう一度読まないとなりますまい。気になりすぎる。

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