「家守綺譚」(梨木香歩)

いい。この何とも言えないよさをどう伝えればいいのでしょうか。
思わず胸にぎゅーーーーっと抱きしめたくなる本です。
特に、犬が飼いたかったのかとつぶやく話と、何度でもさすってやるよという話と、葡萄を食べてしまったのかと気付く話が最高に素晴らしい。
涙が出そうになりますよ。
友達がいちいち舟でやってくるところもいいですね。
こういう人に私はなりたい。と、この人の本を読むといつも思う。

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