「真鍮の家」(エラリイ・クイーン)

わあ!お父さんおめでとうございます!
でもなんだかエラリイさんの活躍を描きたいがために、お父さんがうすらぼんやりした人みたいに描かれていて、ちょっぴり胸が痛みました。
後味悪いなあ。でもエラリイさんがかっこよいので、やや半笑いな感じで。
最後のところは、人死に出なくてよかったなほんと、てなくらい運を天にまかせてますよね。怖い。
ラストの一文が、やるせなーーーーーい胸がもやもやする気分に一層拍車をかけますが、それはやっぱりそうでないと嫌だと思います。

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