「13人目の探偵士」(山口雅也)

元々アドベンチャー・ゲーム・ブックだったのを小説スタイルにした本だそうです。
うちの弟が中学生の頃、彼はアドベンチャー・ゲーム・ブックを山ほど持ってました。
↓こんな感じのやつです。
5m程先で左右に道が分かれている。どうする?
右に行く→59に進む
左に行く→34に進む
来た道を引き返す→16に進む

まじめな人は、ここで指示どおりに分岐して読み進めるのでしょうけど、私は短気だからかものぐさだからか、そんな読み方ができませんでした。分岐してようがなんだろうがページどおりに読んでました。
この本は、そんな読み方をしたときの気分になります。すぐ死ぬし。
そのせいか、割と長めの話なのに短編を読んだような気分になりました。がっかり。

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