「時計を忘れて森へいこう」(光原百合)
ミステリ? ではないと思いますが、結構好きです。「ななつのこ」を思い出す感じ。 恋する男は馬鹿だよなあ、としみじみ思いました。こんなモチーフは韓国映画にありそうですね。写真照れてるし!
カテゴリー : book
ミステリ? ではないと思いますが、結構好きです。「ななつのこ」を思い出す感じ。 恋する男は馬鹿だよなあ、としみじみ思いました。こんなモチーフは韓国映画にありそうですね。写真照れてるし!
ミステリとしては、「玉川上死」と「水底の連鎖」と「捜索者」が面白かったです。 「桜川のオフィーリア」は青春小説ですね。とにかく美しかった。ああ…。
ああ…。 読み終えてからずっと、少し熱のあるような、上手く空気が吸えなくなるような、泣き出す直前のあの感じが続いています。 お父さんが春と握手するシーンを電車の中で読んでしまって、涙はこらえたのですが鼻水が止まらなくて大
昔、友達から「ゲームをしよう、好きになった方が負けだ」と持ちかけた男の人の話を聞いたことがありました。 私的には、そういうのをゲームにする時点でそんな人失格なのですが、友達の友達は受けてたったそうです。 つうか、そういう
有栖川有栖という作家は、本当にセンチメンタルな文章を書く人だと思います。 今回は特にそれが凝縮されたようでした。 理性では制御しきれない感情がテーマなのかもしれません。アリスもいつになくナーバスな感じでしたし。 (私、推
久しぶりにノックアウトされた相手は、100歳も年上の人でした。 なんかのキャッチコピー風に。(真性の馬鹿。) いやー、いいですよ、ソーンダイク博士。 真犯人は完全にこちらの予想を覆してある意味衝撃でしたが、長編はやっぱり
すごい。一巻よりも情け容赦なしっぷりがさらにアップです。(あ、別に思考機械の人が情け容赦ないわけではなくて。話が、ですよ。) 「呪われた鉦」とか「復讐の暗号」とかが特に。 「呪われた鉦」なんかちょっとすごいですよ。最後に
情け容赦のない感じの話で、おもしろかったです。 「二プラス二は四だ。ときたまそうなるのではなくて、常にそうなのだよ」が、「思考機械」ことオーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥーゼン教授の決めゼリフです。 実はタイトルだけ
なぜいきなり下巻かと言うと、ソーンダイク博士の話が収録されていると思ったからです。 違いました。がっくり。 でも「ぺてん師エラリー・クイーン」がめちゃめちゃおもろかったのでよしとします。 ほんとにペテン師ですよ、エラリイ
わあ、これ読んだことあったよ、有栖川有栖。(買う前に気づこうぜ、私よ…。) 柄刀一の「人の降る確率」と若竹七海の「交換炒飯」がおもしろかったです、けど後味悪い…。