「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」
アベンジャーズに出てくるキャプテン・アメリカの物語です。2話目。
以下、ネタバレで。
氷漬けになっていたキャプテン・アメリカが現在に蘇り、エイリアンと戦ったその後の物語。
もう本当に面白かったです。濃ゆい。無駄なシーンが1秒もないの。
1とアベンジャーズではあんまり見せ場がなかった感じなのですが、2で爆発しましたね。ものすごくかっこいい。ひたすらに真摯であることがこんなにも美しく見えるのは、現在ならではなのかもしれません。彼はいつでもそこに居てくれるし、絶対に信頼を裏切らない。そういうヒーロー、なかなかおらんで。
アクションも超かっけえの。キャプテンは基本的に盾と自らの肉体を武器に戦う人なので、超肉弾戦ですよ。エレベーターから地上に飛び降りるシーンで、痛みをこらえるところとか胸が痛くなりましたよ。でもそこから立ち上がって駆け出すところがまたすごくかっこよくってねえ。キャプテンのアクション、あれ全編見所です。
あと、めっちゃ切ない物語でもありました。
70年前に好きだったペギーを思い返すシーンとか、お見舞いのシーンとか、バッキーとの思い出を振り返って弱気になるシーンとか、何を信じたらいいか分からなくなるシーンとか、もう!て感じでした。
自分達を殺しにきたウィンター・ソルジャーが、昔から心の支えだった幼馴染のバッキーだと判明するシーンで、しばらく周囲の音が遠く聞こえる演出もぐっときました。キャプテンがすごいショックを受けているのがものすご伝わってきた!
キャプテンも素晴らしかったのですが、ナターシャもサムもバッキーも素晴らしかった。特にエンディング後のシーンで、自分の本当の姿を目の当たりにするウィンター・ソルジャーがよかった。彼はバッキーに戻れる日は来るんでしょうか。来てほしい。(祈るような気持ちで。)
この後、アベンジャーズ2に続くそうです。ああー、どんな物語になるのだろう。ものすごく楽しみです。