「麦子さんと」

堀北真希と松田龍平兄妹の元へ、突然母が帰ってくる話です。
ネタバレでー。

突然見知らぬ母と名乗る人と同居することになったらああなるのも分かるし、サイン本捨てられたら腹立つのも分かるし、テレビは集中して観たいのも分かる。それと同時に、母が娘の近くにいたいのも分かるし、仲良くしたいのも分かるし、しんどいのも分かる。
みんなの気持ちが同じくらい分かるので、ものすごやるせなかった。
延々毒づいてた兄が、火葬場で一人で泣いてたのに泣いた。全私が泣いた。
あと、強烈な音の目覚まし時計が、彩子さんの親が持たせたものだったと分かるシーンががんがん来ました。もうやだー。
とりかえしがつかなった後で悔やみたくないから、もう少し優しくなりたいものだと思いました。とは言え、優しくなるのは多分無理だと思うので、せめて脊髄反射でむっとしたのを表に出すのをやめようと思います。少しぐっと我慢を。
ここんとこ人間関係でもやもやしてたので、いいタイミングで観たなーと思いました。大人になろうよ私よ、と言われた気がする。

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