「ライフ・オブ・パイ」

ん?虎と漂流した227日もタイトルに入るのかしら?まいっか。
微妙にネタバレです。

ええと、とにかく『船旅って怖えな!』と思う物語でありました。
神様はいるのか、とか、世界ってどんなだ、とか、自然現象があんなに美しいのはどうしてだ、とか、凪いだ海は絵画のようだ、とか、嵐でも海の中は止め絵のようだ、とか、深海と宇宙はなんだか似ている、とか、人の中身は一生謎だ、とか、なんかまあそんなことをぐるぐる考える話でした。
虎の頭大きい。手も大きい。ミーアキャットの島でのうきうきした走り方がすんごくかわいかった。あと船酔いしてるとこがかわいそうだけどかわいかった。
本当のことは自分が決めるしかなくて、そしてあの作家の人の世界はなんだかとても美しそうだなあと思うのでした。嵐の下の海の中のように。

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