「ラストキング・オブ・スコットランド」

第二弾。
父親へのあてつけから(だと思うけど)、ウガンダへ赴任することになった若い医師、ニコラス・ギャリガンの物語です。

しょっぱなからギャリガン先生が調子に乗ってて笑った。見知らぬ土地ではっちゃけすぎ。自重して!
とにかく大統領の執着心と躁鬱の差が怖すぎる話でした。
でもあれですね、最初にギャリガン先生が主治医になるの断ってたら、村の医師夫妻は行方不明になってましたねきっと。
とにかく大統領のギャリガン先生への執着が重くて怖い話でした。(「マイ・ニコラス」とか言うとるよこの人!)
ギャリガン先生が大統領の三人目の妻ケイに手を出すのがもう怖くて怖くて。そして自重して!元主治医の先生のツッコミが的確すぎて笑った。(いや、笑い事ではないんですが。)なんたる無責任一代男か。
ギャリガン先生を睨むケイの息子の眼が怖かった。母を死なせた人間が誰だか知ってるんだよね。あの子が成人して白人を憎むようになったりするんだと思うと、ああほんとギャリガン先生には自重して欲しかった。あの子の未来のために。
いやまあ若者の調子に乗った結果がこれってのは、あまりにも大きなペナルティですけどね。
世界は広くて怖い。

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