ひふみよツアー(再考)
SPA!で、ノーナ郷太くんと堂島くんと曽我部さんが、小沢健二ひふみよツアーについて三者対談をしていたので買ってみました。
小沢健二が全く変わっていないことにがっかりした的な感想を何ヶ所かで耳にしたのですが、うーん、10年やそこらで人ってそんなに変わるもんですかね。他人から見たとしたらなおのこと。自分は変わったと思ってても、外から見たらそんなに思うほど変わってないと思うんですけどねー。
それに私は、小沢健二は前と変わったなあ!と思ったんですよ。もっと前はクールな、まっすぐに立ってるイメージがあったんですけど、今回は何かをすごく伝えようとしてる、前傾姿勢な感じがして仕方なかったです。
まあ感じ方なんで人それぞれで正解なんてないわけだし、私は前のライブ観たことないんでTVとか雑誌から受けた勝手なイメージなんですけどね。
あと、今回のライブのコンセプトは(私の勝手な解釈ですけど)、復帰記念ライブであって、前号までのあらすじ的なスタンスじゃないかと思うのですよ。そう考えたら、昔の歌を変わらずに歌っていることに何か問題でも?と逆に聞きたい気持ちになるのです。いやまあ思いっきり変えて歌ってましたけどね。
うーん、だらだらと何が言いたいのかというと、結局は、変わってても変わってなくても、あのライブは素敵だったですよ!ということです。
変わってたって変わってなくったって、会場で歌声を聴いて、みんなで拍手をして、うわーっ!ってなった瞬間は素晴らしい時間じゃなかったですか?
小沢健二の今が期待と違ってたからって、その時間まで残念だったことにしてしまうのはもったいないなあと思うのです。(残念な時間でしかなかったのであればそれはそれで、そう思う人ももちろんいるよねえと思います。)
とりあえず私はそんな風に考えているので、冒頭のSPA!の記事の堂島くんの感想に、とても大きくうなずいてしまったのでしたよ。
素敵を素敵と言い切れる堂島くんが素敵だ。
そう思います。