「卒業生 -冬-」「卒業生 -春-」(中村明日美子)

前に読んだ「同級生」の続きです。
いやー、いいですね。やっぱりいいですね。私のツボに大ヒット。
正直読み手を限定する話なのですが、”そういう”話が好きな人にはすごくすごくオススメです!
草壁が卵焼きを食べられて照れまくるとことか、お母さんのお見舞いに緊張してるとことか、「ミトン」とか、佐条の「大丈夫」という言葉に対する思いとか、原先生の昔話とか、読めない男・谷君とか(4号てハインリヒでいいんですよね)、ツボポイント満載です。
草壁と佐条が二人とも乙女チックな部分と男らしさを併せ持ってて、そこがすごくいいなあと思ったのですが、きっとこの先も、二人で泣いたり笑ったりしながらそれぞれの進むべき道を進んでいくんだろうなあと思えるところも素敵なのです。
何ていうかもう、私にとっては宝物のような物語です。大好き!

二人の下の名前が対になってるってことを、今やっと気付いた!(遅いよ。)

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