「夜の科学 in 福岡~SING A SONG : symphony no.9」@警固cafe teco(山田稔明(GOMES THE HITMAN))
恵比寿の2daysの直後の、兵庫&福岡の2days。もちろん観られるものは全部制覇したい派なので、本当は両方行きたかったのだけれども、自分の体力と相談の結果福岡だけ行くことにしました。のんびりと。まったりと。(おかげで土曜日に車検済ますことができて、結果オーライだったのですが。)
前の福岡ツアーのときに、天神のフリーライブを観て、次ライブがあったら観たいなあと言っていたKちゃんにも声をかけてみたところ、行く!とのお返事がもらえたので、お茶してライブだー!と心待ちにしていた週末でした。直前になって、M嬢も行けるということになったので、もうなんかうきうきそわそわわくわくして福岡に向かいました。
でも行きの飛行機が結構揺れて、M嬢はホテルで休んでから行く、とのことで、Kちゃんと二人でお茶をすることになりました。ケーキ屋さんの上にこっそり隠れるように設けられた喫茶スペースで、本の話を延々して楽しかったです。本について下らないことを語らせたら長いわよ私は。
ケーキも美味しかったです。実はお腹も空いてたのですが、今日のライブはディナー付き!なので我慢。我慢です。
M嬢と合流し、三人でcafe tecoへ。
途中、警固公園のイルミネーションを見ましたが、水に映るイルミはまた特別美しいですね。そして乱視の眼に映るイルミも。写真に撮るとなんかちょっと違うので、記憶にも焼き付けようとがんばりました。
cafe tecoに着いたら、外は寒かったのですが中はとても暖かく、落ち着いた雰囲気で入ると同時にくつろいでしまうのでした。そしてご飯登場!
メニューは
- チキンと根菜の和風ポトフ
- むかごごはん
- 自家製ぬか漬け
- 栗きんとん
- 柿なます
- ほうれんそうの胡桃和え
- かぼちゃの煮物
- ティラミス
とまあ、素敵なご飯でしたよ。美味しかったなあー。特にほうれんそうの胡桃和えとむかごごはんが大好きだ!と思いました。むかごというのは、山芋の上のところにちょちょっとできるちっこい何かだそうです。(Kちゃん談。)味はじゃが芋みたいですねー。美味しいです。
暖かい部屋でアルコールを摂取して和んだせいでテンション上がっちゃって、普通に飲み会モードで大騒ぎしてたら、開演前からライブ映像を流していたらしく、私の声が聞こえたと後で友達からメールをもらって赤面しました。すいません。ほんとすいません。でも多分ライブ始まった後はおとなしくしてたはずなので許してください。(多分て。)
今日のライブは、完全アンプラグド、ということで、ギターにはコードがつながってないし、マイクもない、という不思議なスタイルでした。
でも音楽が伝わるかどうかっていうのは、音量じゃないんだなと思いました。すごくよかったです。いいライブでした。山田さんの熱唱も素敵だった。
事前に届いていたライブお知らせメールで、各テーブルを演奏しながら回る!とか書かれていたのを、またまたーと思って本気にしてなかったのですが、山田さんは本気でした。見くびってました。すいませんすいません。(なんか今回は謝ってばっかりです。)
「blue moon skyline」ち、近い!わー、こんな近くで歌われたらどきどきしますね!
「恋の見切り発車」はいい歌ですねー。♪あくまでも僕らには貫き通す意地がある、とかかっこいいったら。
「SING A SONG」もみんなが熱い拍手をするので私もがんばってみました。楽しかった。
「sweet december」お客さんも鈴で参加しての山田さんのクリスマス・ソング。いつかクリスマス・スタンダードになればいいと思います。M嬢とも後で言ってたのですが、タンバリン持ってたお兄さんがめちゃめちゃ上手にリズムを刻んでたのに感動しました。本当に雪が降ってるところが見えるようでした。
MCで「草食系男子コンピ」が、山田さんのお母さんの脳内でめぐりめぐって「男闘呼組コンピ」になっていたという話が爆笑でした。ふるふるしました。お腹痛い。
あと、MCで山田さんが表現するということについて話す姿が、なんて言うか「風に立つライオン」て感じで(←雰囲気。)めちゃめちゃかっこよかったです。震えるぜハート。あと「兄貴ィィィ!」と立木ボイスで叫びたい感じでした。(分かりにくい上に古い表現。解説無しに分かる人とは友達になれる気がします。)(ということで解説は無い。)
あー、真面目に書こう。
やっぱり大好きなアーティストには、真っ直ぐに背中を伸ばす感じで立っていてほしいのです。外野の声なんかには揺れないでいてほしい。あ、まあ別に揺れてもいいんですけどそれを外野には見せないといてほしい、ということで。勝手な言い草ですけど、私はそんな風に思っています。輝ける星は、惑星のように光を反射して光っているように見えるのではなくて、自らの力で光を放つから特別なんだ、とかまあポエム風に言えばそんな感じで。
ええと、とにかく今日の山田さんのMCからは、そんな真っ直ぐに自分の進みたい方向を見つめる力強さを感じられて、いやもうほんとにぐっときましたよ。ハーメルンの笛吹きよろしく、ぞろぞろとどこまでもついていっちゃうよなあと思いました。
というわけで、そんな状態で聴いた「歓びの歌」「humming bird」は感動でふるふるするしかないのでありました。
やー、ほんとよかったです。よかった。完敗です。(いつ勝負になったんだ。)
ネットで生中継、というライブ会場に行けない人も楽しめるという素敵企画が同時進行でしたが、それでもやっぱり目の前で歌を聴けることにはもう全然敵わない気がするので、私は体力とお金と時間が許す限り、ライブがあるところへと出かけていこうと誓うのでした。
次のアルバムは「家路」がテーマですけど、私の旅路はまだまだ終らないのだ!
どこへでも行くぜ!(というのが希望だということで。やっぱり体力がおっつかないので、多分次はもうちょっとしぼると思います。)(ほんとかよ、というツッコミがそこかしこから聞こえてくる気がします。ああああ。)