「HIGH BRIDGE LINER 014」(やまうら/堀越和子(GOMES THE HITMAN)/sugerbeans)@渋谷SINGLINES
土曜日夕方の渋谷のスクランブル交差点の人の多さに泣きたくなりました。みっしり。
みんなに大阪に行くものだと思われてたらしいですが、家路アルバム発売の頃に心置きなく出かけるための戦略的撤退と思っていただければ幸いです。(って何の言い訳だ。)
やまうらさんは、パーカッションの人との二人体制。思わず「姐さん!」と呼びたくなるような歌でした。(どう見ても年下の人なのですが。心意気が。何となく。歌のね。)
シンデレラストーリーを描けるようならこんな歌は歌ってなかった、みたいな歌がちょっとぐっときました。
一見普通の女の子なのに実際には実に芯が強い、そういう女の子が私は大好きなので、歌の中で歌われる女の子の姿にいちいちうなづいてしまうのでした。女子高の理事長先生のような気分。(どんなだ。)
堀越さんは、声がすごく!綺麗に伸びてて気持ちよかったです。いいなあーやっぱり。ピアノも力強くてそれなのに可憐で、伴奏部分も聴き入っちゃう感じでした。
今日は新曲を2曲も発表しましたよ。どちらもめちゃめちゃ素敵でした。待ち合わせの時間に早く着いちゃって何度も何度も行ったり来たりする歌と、ピアノがドラマチックな歌でした。ああーまた聴きたいです。
sugarbeansさんは出だしから力強いピアノで圧倒されました。男の人の演奏はやっぱり音の太さが違うのだなあ!と思っていたら、途中で繊細なパートもありで、なんだか感動してしまいました。すごいなー。
自分は「草食系男子」の条件にあてはまりまくってしまった、という前フリで始まった歌があったのですが、プリンをベランダに隠して彼女が夜中に冷蔵庫を探してるときに「ここにあるよ」とか言える人は全然草食系じゃないと思います。むふふふ。
「ボンボニャージュ」という猫の歌の猫がかわいかったです。あと犬が画家の人を見守る歌も犬がかわいかった。
ラストの象の歌は、「Ride On!」とひらりと象に飛び乗る男の人がよかった。笑った。
やー、おもしろかったです。
ずっとsugarbeansさんはその名前を耳にするたびに、「佐藤豆」さん、と心の中で変換してたのですが(昔web翻訳に訳してもらったら「enterprise beans」を「企業豆」って言われたからなー。←専門用語なのでそこは無理に訳してくれなくてもよかったのに。)、あながち間違いでもなかったことが判明。素敵だ。
蒸し暑すぎるのと、休日出勤を避けるために金曜日にがんばりすぎたのと、今日の接待とで、ちょっと疲れてテンション低ーくなってたのですが、それをひょいっと高い位置に配置し直してくれるような、そんなライブでした。いやー、よかったです。
終演後は、友達とご飯を食べておしゃべりして帰りました。楽しかった。