「西の魔女が死んだ」
うわーーーーん。
どこがツボだかよく分からないまま、だらだらと涙は流れ続け、最後のおばあちゃんのメッセージで号泣。鼻がつまって窒息死するかと思った。
丁寧に原作をふまえて作られた映画でした。おばあちゃん大好き!と私も言いたい。
パンどうやって焼いてるのかが気になりました。ものすごくおいしそうです。苺ジャムとバターをたっぷりのせたパンが食べたい。
郵便屋さんがかわいらしかった。
キム兄がぴったりすぎた。最後の世話になったって言うシーンがものすご切なかった。
エンディングの歌も雰囲気ぴったりで、少し古風な楽器のような歌声がすごく好きです。いい歌。
以下は身も蓋もない感想。
まいが俊輔に見えて仕方なくてどうしたらいいのか分かりません。
「扱いにくい」という表現は少しキツいかもしれないけど、的を射てるなあと思いました。だって私はそんな風に死を恐れたことがないから、どう言ったら安心させてあげられるかが分かりませんよ。繊細、とか感受性が強い、という性質は決して生きやすい性質だとは思えません。自分にないものだから憧れるのかもしれないけど、多分近しい人だったらあんなに傷つきやすい人は正直めんどくさいと思う。そんなに常に気を遣えないもの私。分からないものに気を遣うって、分かる人には分からないと思うけど、ほんとに大変なんですよ。
あ、ちなみに私は別に死を恐れてないわけじゃないです。痛いとか苦しいとかは嫌だし、もう誰とも話せないし見られないし聞けないのは淋しいと思うんですよ。でも、無くなったらそういうのも無いから「無」なんじゃないのかなあと思うと、別にいいかなって。思うんですよね。
「自分の存在が無くなる」ということが想像できないだけかもしらんけど。
私はおばあちゃんが大好きだから、別れる前にまいの言った言葉が許せなくて、おばあちゃんは許しても私は許せなくて、だからまいに対して手厳しいのでしょう。まったく大人気ないことよ。