「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
投稿日: 2007-05-23 /
カテゴリー:movie
ずっと気になってたのですが、やっと観てきました。
うわあ、完敗でした。滂沱。このまま電車に乗って家に帰らなきゃならないのは罰ゲームに近いものがあるわよ?と思いました。
まず、高校に入るときのオカンの手紙が自分のことは全然書かれていなくて励ましの言葉ばっかりだったのに泣いた。
ジョーさんの泣き方卑怯すぎ。あれはつられて泣いてしまいますよううう。
あと手をひいて歩くところとか、ラジオ聴くとことか、お通夜とか、お葬式とか、オカンの箱開けるとことか、まあ後半ほぼ全部なのですが、泣きっぱなしでした。怖いわー。
やっぱり癌ってしんどい病気ですね。そりゃもちろん本人が一番つらいんだろうけど、周りの人もあれ相当つらいですよね。告知するかしないかとか、身体に負担を強いる治療をするかしないかとか、大切な人に対してだとなおさら答えが出しづらい問いを考えさせられるわけですよ。考えてる間もしんどいけど、後であれが本当に一番よかった答えだったんだろうかと夜中なんかにぐるぐる頭の中を回ってしまうのもしんどい。
昔は、自分が死ぬときは老衰で苦しまずにぽっくり死にたいとか思ってましたが、自分もそうだけど、大切な人達もそうであるといいのにと思ったりします。
縁起でもない。