「ripple-ism 2005」@原宿アストロホール(GOMES THE HITMAN)
ゴメスさん、2年振りのワンマンらしいですよ。
そうか。直前に祖父が亡くなって行けなかったアストロホールは、もう2年も前の話だったのか。
GOMES THE HITMANがNEWアルバム「ripple」をひっさげて…というには時間が経ちすぎな気もするようなしないような(だって発売は3月)そんなワンマンツアーでしたが、時間が経ちすぎたのが何だ!2年振りがどうしたと言うのだ!と、榎さんばりにあらゆる語尾にビックリマークをつけたくなるくらいテンションが上がりまくる素晴らしいライブでした。(説明長いよ…。)
もう何から話してよいのやら。
とにかくかっこよかったのです。
JACCSカードのCMにも使われている「手と手、影と影」をお聴きになると分かるように、ゴメスの曲はゆったりじんわりみたいなイメージを受けると思うのですけど、そして実際CDで聴いているとそんな穏やかな時間が過ごせるのですけど、ライブは完全に別物ですね。
2曲目の「ドライブ」は殊更それが顕著で、うなるエレキギターには「兄貴ー!」と思わず叫びたくなるような男らしさを感じました。
「アップダイク追記」大好き。昔の曲を今の曲と混ぜて聴いても違和感全然ないんですよね。あでもちょっと若くてかわいいかも。
「california」も力強い。ドラムの高橋さんがキングオブ男前でした。かっ……っっこいい!と思わずタメて言いたくなることうけあいです。曲が終わったときに、思わずほうーとため息つきながら「かっこいいねえ…」と呟いてました。
新曲「夢の終わりまで」は聴いているとスケールの大きい映像が目に浮かびます。目に浮かぶというより、自分がその風景の中にいる気分です。
ライブ会場に来る前に、仕事でごたごたがあって嫌な感じに血圧が上がってたんですけど(実際顔真っ赤になってたし)、この曲に揺られてると、変に波打ってた感情がすーっと落ち着いてくのが心地よかったです。
まだCD化されていないのですが、一日でも早く!と希望してやみません。
大好きなんだけど、聴く機会の少なかった「愛すべき日々」は、やっぱり何度聴いても大好きだと思いました。切ない歌詞に切ないメロディをぶつけた真っ向勝負な曲だと思います。
「情熱スタンダード」の高音部がきれいに伸びててすごく気持ちよかったです。一瞬、ぐんにゃりしていた身体の中の芯がぴしっとまっすぐに伸びたような感じがしました。
アンコールでフルートを持っている人が登場。
「bluebird」、「男なら女なら」はフルートありの演奏でした。フルートいいですね!ゴメスwithフルオーケストラとかないかなあ、と夢がふくらみました。
二度目のアンコールは「雨の夜と月の光」。これで終わりかあ…と思ってたら「饒舌スタッカート」を。おお!久しぶり!!すごく楽しかったです。
MCで山田さんがsing-alongしてもらうのが夢、とか言ってたので二度目のアンコールあたりではがんばってみました。が、歌詞がうろ覚えなことが判明。やー、大変ですね。
あと、失笑ではなくちゃんと笑うようにする、というのはなんか意外に深いのでは。と思いましたよ。
omniのときの経験を活かして(東京公演とアフターパーティ行けなかったのです)今回は大阪も東京も行ってみました。
一言で言うと、大阪は「楽しかった!」、東京は「かっこよかった!」でした。
どちらもほんっとに素敵なライブでした。
10月1日にはアフターパーティー(「公開打ち上げ」だそうです)があります。アコースティックバージョンの演奏と、あと山田さんがしゃべりまくるとのことなので、すごくすごく楽しみです。
これが終わるとなんだか気が抜けてしまいそうで怖いですが、楽しいことは心の底から楽しんでおこうと思ってます。
うーー。楽しみ。