PaperBagLunchbox presents「Litera rhythm」@渋谷O-Nest(nhhmbase/イルリメ/山田稔明/PaperBagLunchbox)

ちょっと遅れて着いたら、イルリメさんがちょうど演奏を開始するところでした。ら、ラップですか!(ですよね?ジャンル分けに自信なし。)
なんかでもおもしろかったです。お笑いライブみたいでした。
でもねー、ラップって早すぎて。速聴ってあるじゃないですか、あんな感じがするんですよ。言葉からイメージ映像を作りあげる前に次の言葉に行ってしまうので実は苦手なのです。
山田さんは今日は風邪でもひかれたのでしょうか、すごくハスキーな声でした。胸と喉の間ぐらいに薄い弁があるみたいな感じで。でも気になってた新曲(「影送り」?かな)が聴けて嬉しかったです。
(訂正。「かげおくり」でした。)
PaperBagLunchboxは。最後まで聴けずに途中で帰ってしまいました。
空調がきつくて寒すぎたとか、タバコの煙だらけでつらかったとか、色々言い訳はあるのですが。
本当は。

深い井戸の底を、もしくは星一つない真っ暗な空を、覗き込んでいる様な気がして仕方なかった。
このままここにいたら取り込まれてしまう。闇に。身体ごと捕らえられて何も見えなくなる。
私はそんな恐怖から逃げ出したのだ。

みたいな、ちょっと雰囲気変えた(カンチガイ、とも言う)感想を書きたくなるくらい、うーんやっぱりそれはすごい演奏だったと思うのですけど、なんだか怖くて、帰ってきてしまったのでした。逃げた、って割と正確な表現です。
ええと「虚無への供物」が好きな人にはいいかもー。雰囲気似てると思います。
私は、も少し普通ぽくて光が射してるような音楽が好きなのです。

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